今回は、2021年3月に日本市場向けのサービスを開始した海外FX業者であるFXBeyondの、スプレッドに注目してお話します。
結論、新興企業の中ではまだ信用できますが、メインとして使うにはしばらく様子見が必要でしょう。
初心者から中上級者まで幅広いユーザーにおすすめが出来るFX業者ですし、ユーザーからの評判も今のところ良いです。
信用問題に懸念が多い新規FX業者の中では、まだサブ口座としてなら利用しても問題ないのではと思いますね。
是非最後までお読みください。
FXBeyondについて
冒頭でも触れましたが、FXBeyondは2021年30月に日本市場向けにサービスを開始した海外FX業者です。
運営会社はBeyond Systems incで、2020年に設立しています。
金融ライセンスはパナマで取得していますが、日本やイギリスの金融ライセンスと比べると信用度は高くありません。
ただ、金融ライセンスを取得せず運営している業者もあるため、ないよりはマシくらいの感じですね。
ユーザー資金は運営資金と別管理される分別管理方式がとられていますが、国内業者のような信託保全制度は導入されていないため、万が一運営会社が倒産した場合は資金の回収は難しいでしょう。
海外の大手FX業者は軒並み日本の金融庁から警告を受けていますが、FXBeyondはまだ警告を受けていません。
ただ、これから安定してユーザーからの評価を得られるようになると、警告を受ける可能性は十分あり得ます。
警告を受けても特に影響はありませんが、日本の金融庁からはよく思われていないということになりますので、頭の片隅には入れておいてもいいかもしれませんね。
最大レバレッジは1,111倍と、海外業者の平均である500倍を大きく超えています。
もちろんゼロカットシステムも導入されているので、追証の心配をせずにハイレバレッジトレードが出来ますよ。
注意点としては、ロスカット水準が口座タイプ関係なしに一律50%と高めの設定になっているので、他海外業者の利用率が高い方は感覚でトレードをしないようにしましょう。
しかし、FXBeyondでスキャルピングトレードをするには条件的に厳しく、ストップレベルも高いため中長期トレード向きですね。
口座タイプによっても取引条件が変わることをしっかりと理解しておかなければいけません。
FXBeyondを利用するユーザーの反応
では、FXBeyondを実際に利用するユーザーの反応はどうでしょうか。
まだサービスを開始して1年余なので、メイン講座で使っている方は少ない印象です。
SNSでは、アフィリエイト目的の発言が多数見られたので、情報の精査が必要になりますね。
また、利益の没収や元金自体の出金拒否の事例もあるみたいなので、今のところ多くの資金を預けるのは得策ではありません。
1〜2年は様子見をしつつ、入金ボーナスと合わせて少額資金でのご利用が無難ですね。
また一部ユーザーからは、スリッページについても不満の声が上がっています。
FXBeyondのスプレッドについて
FXBeyondのスプレッドは、用意されている3タイプの口座によってスプレッドや最大レバレッジなど取引条件が変わります。
主要通貨ペアで、スタンダード口座は1.5pips〜3pips、ゼロスプレッド口座は0.4〜1.6pips、プロ口座は0.1〜1.3pipsとなっています。
他社同タイプ口座と比較して、取引コストが安いのはプロ口座、スタンダード口座、ゼロスプレッド口座の順です。
プロ口座は、スプレッドが狭く取引手数料も無料ですが最大レバレッジは100倍、入金ボーナスは対象外となっているので、ある程度資金があるユーザー向けといえますね。
スタンダード口座は、スプレッド自体は他社と比較してもそこそこで、高くもなく低くもないですね。
ただ、スタンダード口座は最大レバレッジ1,111倍、入金ボーナスの対象なのであまり資金に余裕がないユーザーでも積極的にトレードが出来るでしょう。
ゼロスプレッド口座は、スプレッドは狭いですが取引手数料が唯一必要な口座です。
スプレッドが狭いため、ポジション保有時のコストは低く抑えることができます。
最大レバレッジは500倍、入金ボーナスは対象外となっているので、プロ口座のように資金に余裕があってなおかつハイレバレッジトレードをしたい方に向いていますね。
取引コストが少々複雑なので、初心者には向いていないかもしれません。
FXBeyondはこんな方におススメ
スキャルピングの条件が厳しく、かつスワップポイントが優秀なので、中長期トレードスタイルの方にはおすすめが出来ます。
ただし、上に記載したように信用という面では不安要素が残るので、少額資金の運用から始めましょう。
まとめ
今回はまだまだ新しいFX業者であるFXBeyondについてのお話でしたがいかがだったでしょうか?
口座タイプによって、取引条件が変わる点と自分のトレードスタイルに合っているかをしっかり確認してから利用しましょう。
取引ツールなども充実しているので、これからの成長が楽しみな業者の一つです。